応用範囲の広い白色顔料|依頼者の要望通りに作り上げるプラスチック成形業者|幅広い用途

依頼者の要望通りに作り上げるプラスチック成形業者|幅広い用途

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応用範囲の広い白色顔料

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化学的に安定した結晶構造

身近な生活の中にも多くの色が使われており、昔と比べて色の豊富になった点が現代生活の大きな特徴とも言えます。その中でも白は最も基本的な色の1つとして古くから存在しましたが、目が覚めるほど鮮やかな白を出せるようになったのは比較的最近です。酸化チタンと呼ばれる白色顔料が製造可能となったことで、純白により近い純度の白色が実現されたのです。金属元素のチタンは酸素と結合して酸化チタンに変わることにより、化学的に安定した物質となります。この酸化チタンは高い屈折率に加えて光電効果も持っており、光をほとんど吸収しないことから純度の高い白色を呈するのです。受けた光を100%近く反射させるこの発色効果を支えているのは、極めて安定した強固な結晶構造に他なりません。酸化チタンの結晶構造にも3種類がある中で、塗料や着色料などに使われるのは正方晶のアナターゼ型とルチル型です。ルチル鉱石やイルメナイト鉱石といったチタン原石はむしろ黒ですが、コークス・塩素反応から高温下での酸素反応を経ることで白く輝くようになります。酸素と結びついて白色に生まれ変わった酸化チタンは、薬品や熱にも強い結晶構造を獲得しているのです。

超微粒子化も実現

白色の塗料や着色料として使われる物質には、他にも硫酸バリウムや酸化亜鉛などが挙げられます。古くは鉛が白粉などの材料に使われてきましたが、人体に有害なことから現在では油彩絵の具などの利用に限定されています。そうした白色顔料の中でも酸化チタンは屈折率が最も高く熱や薬剤にも強いことから、現在では工業製品に多く利用されるようになりました。塗料やインキ・絵の具の材料以外でも、プラスチックや化学繊維・製紙工業での着色に酸化チタンは最適です。酸化チタンは人体への影響も小さいことから、さまざまな食品添加物や医薬品にも使われています。ファンデーションやスキンケア用品などの化粧品に採用されたケースでは、紫外線カットに対する高い効果が特徴です。化粧品としての利用も含めた紫外線除去効果を高める目的で、超微粒子酸化チタンも開発されています。透明性と紫外線遮蔽機能を両立させた超微粒子技術の確立によって、トナー添加剤や熱安定剤などにも応用範囲が大きく拡大しているのです。最も幅広い用途が想定される白色顔料には大量生産も求められますが、酸化チタンの製造技術向上によって需要に応えられるだけの生産態勢が整っています。